ポール・ライドン
Paul Lydon

 アイスランド人よりも巧みにアイスランド語を操ると評判のポール・ライドンはアメリカはボストン出身。1988年からアイスランドに移り住み、以来レイキャヴィクを故郷と定めている。
  仕事の傍ら趣味で音楽を始め、ボルチモアやパリのアマチュア音楽家仲間と共にデモ等をいくつか制作し、2000年に『Sanndreymi』『Blek Ink』と、ギター演奏を中心とした自主制作盤を発表。『Vitlaust Hus』は2003年秋に発表した3枚目の作品だ。ポールはアメリカ人ではあるが、母国語での文学を重んじるアイスランドにおいて、素晴らしいアイスランド語の歌詞を書くと評価が高い。レイキャヴィーク市内の他、これまでにオランダ、フランス、ベルギー、ドイツの各地で演奏を行ってきた。
 雰囲気のあるピアノ演奏と暖かな歌声の魅力が相まって、特に最新作の『Vitlaust Hus』は音楽業界人の間で大きな話題を呼んだ。レイキャヴィークで最もセレクトされた品揃えを誇るCDショップのオーナーやロック関係のミュージシャンも、「今年私が最も個人的に聞いたマイ・ブームCDがポール・ライドンだ」と口を揃えて語る。
 音楽以外の趣味は水泳。休みになると季節を問わず仲間と共に海へ繰り出すのだそうだ。凍てつくアイスランドの冬の海で泳ぐのはごく短時間ではあるが、その後温泉に入るのがたまらないとか。詳しくはインタビューを。