2006年1月開催、アイスランド音楽賞ジャズ・アルバム大賞受賞!
アイスランド・ジャズ界最高峰、ジャズ大学学長、ヨーロッパのサックス奏者の頂点へ!
アイスランド・ジャズ界の頂点に立つのがシグルズール・フロサソン(Sigurdur Flosason)だ。アイスランドのジャズ大学FIHの学長を務める傍ら、アーティストとしての演奏活動も活発に行う。北欧諸国きってのトップ・サックス奏者でもあり、北欧のジャズ・フェスティバルには欠かせない存在になっている。2005年7月、愛知万博のアイスランド・デイ出演のためアイスランド・スーパー・ジャズ・カルテットのリーダーとして初来日。東京公演の評判もすこぶる良く、じわじわと日本での人気が上がりつつある。
1964年アイスランド、レイキャヴィーク生まれ。5歳で音楽教室に通い始め、フルートとサックスの両方を学ぶ。大学に入り、本格的にサックスに取り組んだが、当時のアイスランドにはジャズ・サックスを教えられる人材が存在せず、学校ではクラシックでサックスを学び、ジャズは独学。
バークレー音楽大学に留学したこともあったが、サックスのプログラムが充実していたという理由でインディアナ大学に留学。大学ではクラシックとジャズの両方で修士を取得。学生時代に名教授として知られるユージン・ルソーを始め、ダニエル・デファイエ、ラリー・ティール等に師事する。その後1年間をニューヨークで費やし、ジョージ・コールマンやデヴィッド・リーブマンからレッスンを受けて帰国。
90年代からジャズ大学の学長として本格的にアイスランドの音楽教育に関わるようになり、アイスランドの音楽教育、ひいては音楽家の育成に多大な貢献をしたと国家から高い評価を受けている。現在アイスランドから数多くのジャズ、クラシック、ポピュラー・アーティストが輩出されるのは、彼が音楽教育の底上げをしたからに他ならない。
ミュージシャンとしても卓越した技術を持ち、またとても温厚な人柄の上に強いリーダーシップのある人で、多くのミュージシャンから非常に尊敬されている。彼の演奏はポール・デズモンドのようなクールなスタイルにきこえるが、のってくると非常に熱い演奏を繰り広げる。なにせ楽長であるから理論的な部分での研究もし尽くし、独自の演奏スタイも持っているため、まったく危なげない安定したパフォーマーである。自分が音楽を楽しみ、聴く者にも楽しんでほしい、というシンプルかつ核心を突く哲学の持ち主なので、彼のライブ演奏はアルバムとはまた違った楽しさが満載だ。
次世代を担うサックス奏者として今後の活躍が大いに期待されている。
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